気象病と背骨の関係
まだ2月にもかかわらず20℃を超える暖かい日が訪れたかと思いきや、
また寒さが戻ってきたり、こんな気温が定まらない時期は、
体調が定まらない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな気温とカラダの関係についてご案内させていただきます。
◆背骨コンディショニング神経牽引理論
1.背骨が歪む→2.神経が引っ張られる
→3.神経過緊張→4.神経伝達異常
→5.自己治癒力の低下→6.様々な不定愁訴の発生
◆神経の柔軟性 神経に柔軟性があるのはご存知ですか?
*まだの方は背骨コンディショニングのホームページに掲載してある
神経ストレッチを是非試してみて下さい。→ 神経ストレッチ®
神経が伸びるのが感じられるはずです。
神経は柔軟性が高いと過緊張しにくくなります。
逆に柔軟性が低いと神経は過緊張しやすい状態にあるのです。
そしてこの神経の柔軟性は温度との関係もあります。
「寒い日は古傷が疼く」なんてフレーズ耳にしたことありますよね?
このフレーズが示すように、神経は冷えると柔軟性が低下し緊張します。
つまり気温低下は神経の過緊張を引き起こすのです。
◆冬場は常に体調不良?
寒い冬場は常に体調不良かというとそうではないですね。
神経が徐々に緊張状態に慣れていくため神経の伝達異常に鈍磨していきます。
つまり感じづらくなっているのです。
しかし急な気温低下には神経は順応する暇を与えてもらえず、
急な3.神経過緊張→4.神経伝達異常
→5.自己治癒力の低下→6.様々な不定愁訴の発生へと導かれるのです。
◆対処方法 背骨を支えるための筋肉を養い、
常に背骨を正しい位置に整えておくことが重要です。
神経の緊張度は0→5まであり、3以上で神経伝達異常が発生すると仮定します。
背骨が正しい位置にあれば神経の緊張度は0なのですから、
そこに寒さにより緊張度が1や2増してもカラダに不調は現れません。
では、そもそも背骨に歪みがあり神経の緊張度が2の場合はどうでしょうか?
寒さによる緊張度の増加で2+1=3に達してしまいますよね。
これで様々な不定愁訴が発生する条件が整うわけです。
気象病と背骨の関係について理解していただけたでしょうか?
背骨を正しい位置で保持するには日々の運動の積み重ねが大切です。
筋肉を鍛え上げ、
気温の影響で大きく体調を崩すことのないカラダを手に入れましょう。
冬の肩コリ対策とは?
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
私の周りには肩コリを訴える方が増えてきているような気がします。
そこで今回は冬の肩コリについて配信していきます。
寒くなるとどのような行動を起こしますか?
・暖かい格好をする
・縮こまるような姿勢が多くなる
防寒のためにとる行動としては定番ですよね。
この2つの事項には共通点があります。
それは猫背姿勢を促すという点です。
着られるものが重くなれば肩周りにかかる負担は大きくなるため、
姿勢を維持する支えが効かなくなります。
背中が丸くなり猫背姿勢になります。
縮こまる姿勢を取ってみましょう、どうですか?
たちまち猫背姿勢の完成です。
◆背骨コンディショニング的見解
猫背とは背中が丸くなることによりバンランスを取ろうと
頭が前に突出している状態を指します。
このとき頚椎(背骨の首の部分)は後ろにズレます。
それにより頚椎から出る神経が牽引され過緊張を起こし神経伝達異常を招きます。
この神経伝達異常が肩周りの筋肉の拘縮を引き起こしたとき
【肩コリ】が起きるのです。
◆対処方法
猫背姿勢でカラダが固まらないようにすることが大切です。
背骨コンディショニングが推奨する首・肩周りのROM運動を行い、
猫背姿勢が定着しないように緩めることをお勧めします。
また長い目で見たときには筋肉か必要となります。
どんな負担にも打ち勝ち正しい姿勢を維持するためには
筋力トレーニングは必須となります。
一時的な解消法よりも根本的な改善を目指してコツコツと筋トレを積み重ね、
来年は肩コリのない冬を目指してみてはいかがでしょうか。